気にするべきは代謝
食べる物を選ぶとき、自然とカロリーの低いもの、あるいは低そうなものを選んでいませんか?
私はそうでした。
「カロリー高いからやめとくわ」
そして、低カロリーの物を食べて安心する。
あるあるです。
カロリーとは
では、カロリーって何でしょう?
カロリーは単に熱量の単位。
水1Lの温度を1度上げるのに必要な熱量のことです。
熱をたくさん作るもの 高カロリー
熱をあまり作らないもの 低カロリー
太るか痩せるかの単位じゃないんです。
ということは、低カロリーの物ばかり選んでると、ますます体脂肪を燃やせない体になってしまいます。
カロリーはひとつの目安として考えるくらいで大丈夫です。
気にするのはカロリーの高い低いじゃなく、いかに代謝を上げる物を食べるか。これにつきます。
高カロリーのものを食べるときは
とは言っても、高カロリーのものばかり食べるのも考え物。
食べ過ぎれば、確かに太ります。
そんなときは、ちょっとした食べ方のアイデアで代謝を上げる方法を考えましょう。
例えば、トンカツのような揚げ物の場合。
カロリーは高いけど、豚肉はビタミンB1 が豊富。抗ストレスにも効果的です。
そんなときは、表面積が小さくなるものを選ぶのがコツ。一口カツよりも大きく一枚のロースかつのほうが油の吸収が少なくなります。
そのほか、キャベツを添えて先に食べるようにするなど。
※ ちなみに揚げ物で油の吸収率が一番多いのは天ぷらです。
少しの工夫で高カロリーのものも安心して食べられます。
代謝を上げる体を作る三大栄養素
「代謝を上げるには何を食べたらいいの?」
と聞かれて、
「これ!」
と言えればいいんですが・・・、ひとつのものを食べ続けるのも考え物。
残念ながら言えるのはザックリ、
「三大栄養素である、たんぱく質・糖質・脂質をちゃんと摂ること」
ぐらいしか言えません。
ザックリはしていますが、確実に代謝が上がります。
まずはお肉、お魚、卵、お豆腐など、お米のご飯、良質の油を摂ることから始めて、代謝を上げやすい体を作ることが近道です。
メニューでの工夫
代謝のいい体づくりの次に、それぞれのメニューで代謝を上げる工夫をするとしたら、体を温める食材をプラスしましょう。
- 食事の最初に汁物を飲む。
(とりあえずビール、は危険です) - 揚げ物にはお酢やレモンをかける。
- ショウガや七味唐辛子をかける。
- 小麦製品にはオリーブオイルをかける。
(小麦製品は体を冷やします)
あまりカロリーを気にせず、代謝を上げる工夫をして痩せ体質になりましょう。