ダイエットを邪魔するもの
なんでも食べられるダイエット法ではありますが、三大栄養素をちゃんと摂って痩せやすい体が出来上がるまでは、なるべく避けたほうがいい食品があります。
それが、小麦製品と乳製品です。
今回はなぜ、小麦をお勧めしないか、です。
小麦製品
小麦は、パン、パスタ、うどん、ラーメン、クッキーなど、結構いろんなものに含まれています。
そして、どれもとっても美味しい・・・。好きな方も多いですよね。
でも、この小麦はダイエットの敵、と言ってもいいくらい体によくありません。
血糖値を急上昇させる
食べると、血糖値が急上昇してしまうのが問題その一。
その上がった血糖値を下げようとしてインスリンが分泌されますが、その過程で血液中の糖分を脂肪に変えて体に溜めこんでしまいます。
小麦製品を食べると太りやすい、ということになります。
食欲を増進させる
小麦のグルテンはグリアジンとグルテニンというたんぱく質からできています。
依存性があるグリアジンは、満腹になっても 「もっと食べたい」 という状態を作ります。
パンやパスタを食べても、満足せずさらに食べたくなるのは、単に美味しいからだけじゃなく、そんな危険な状態に陥っているということです。
心身に悪影響
心身に及ぶ不調も深刻なものがあります。
消化吸収を悪くするので、腸内環境を荒らします。便秘は小麦のせいかもしれません。
また、気付かないうちに疲れやすかったり、肌荒れ、片頭痛の原因になっているとしたら・・・
こんな不調があったら、試しに小麦をやめてみるのも一案です。
小麦製品の食べ方
では、どうやって食べたらいいか、ですね。
小麦製品が体にも心にも危険なことはわかっていただけたと思いますが、だからといって一生食べないわけにはいかないです。
実際、小麦はいろいろな物に入っています。
パン
小麦よりグルテンが少ない、全粒粉やライ麦などがお勧めです。
小麦を丸ごと粉状にしているので、小麦よりグルテンが少なくなります。
市販のパンは白いきれいな色をしていますが、全粒粉やライ麦は茶色をしているので、迷ったら茶色いものを選ぶといいです。
もし、精製された白いパンを食べるときは、オリーブオイルをつけて代謝をあげるようにします。
お好きならバターでもいいですよ。
ラーメン、うどん
卵やチャーシュー、とり肉などでたんぱく質を摂れるようにします。
素うどんや具なしラーメンは絶対に避けましょう。
よくないものを食べたら、体にいいものを足す、の考え方です。
パスタ、ピザ
パスタ類もラーメンやうどんと考え方は同じです。
ダイエット中だからといってキノコのパスタなど、「ヘルシーに」という考えは捨てて、たんぱく質の摂れるカルボナーラやミートソースでたんぱく質を補います。
ピザにはオリーブオイル、タバスコで代謝をあげましょう。
代わりになるものを食べる
代表的な小麦製品の食べ方をご紹介しましたが、そのほかに、置き換えてみる、という方法もあります。
- パンの代わりに米粉のパンにする
- ラーメン、うどんはそば粉100%の日本そばにする
- お米の粉からできてるビーフンやフォーを食べてみる
- お団子、お餅など和菓子にする
案外、代わりになるものがあります。
まとめ
人の体は年齢に関係なく3ヶ月で変わります。
最初の3ヶ月は、なるべく小麦製品を避けていただくと、ダイエットの近道になります。
基本の食べ方はどんなものも共通です。
体によくないものを食べたら、いいものをプラス。
そうすれば、なんでも美味しく食べながら、痩せやすい体になっていきます。